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MJもJDも愛用した靴

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履き古したBassのローファー

ローファーとは怠け者の意味で学生が紐靴の面倒さを嫌いスリッポンタイプの靴を愛用したことからと言われています。

原型はノルウェーの木こりが履いていた靴を基に作られ商品名のWEEJUNSは「ノルウェーの」という意味のNorwegianという単語の発音から取られた「WEEJUNS」ウィージャンズ・ウィージュンズと呼ばれています。

ペニーローファーと呼ばれるようになったのはローファーのサドル(甲に渡っているレザー)の窓穴部分に1セントコイン(アメリカでは1セント硬貨をペニー、10セント硬貨はダイム、25セント硬貨はクォーターと呼称する)を挟むのが70年代の学生の間で流行し、それがペニーローファー・コインローファーと呼ばれる由来。

当時は公衆電話がペニーで使えいざという時に靴から電話代が出せるというような話だったと記憶しています。

このローファーも学生時代に私が履いた2足目で1足目は底に穴が開くまで履く程気に入った靴です。

履き始めは硬く馴染むまで時間が掛かりますが、足に馴染むと最高の履き心地。

他の靴が履けなくなるような錯覚になるほどのフィット感でして余程の雨でもない限りは毎日履いていました。

高校当時で安い店(広尾や上野にあった平行販売)で14000円程だったと記憶しています。

現在は16000〜17000円程で販売されているようです。

14000円と安くはないですが高い靴という訳でもない(底も皮です)。

穴が開くまで履いたのも修理を考えると新品で買った方がトータルで得と考えたからですが、修理すれば履けるのでいまだに捨てられなく1足目は靴箱に入っております(笑

社会人になってスーツを着るようになってからもビジネスシューズの履き心地が良く無いのと良さそうな靴は2〜3万、デザインが気に入らない等でこのローファーを殆ど履いていました。

スリッポンタイプはビジネス向きでは無く、ブレザーなんかの時やカジュアルな靴なんですが普段は履いてしまっていました。

それについて上司等に咎められる事も無かったので全体のバランスや靴本来の持つ良いシルエットのお陰だったのかもしれません。(写真の靴は20数年物なのであしからず)

先日紹介した42ndの靴は高いです(ローファーが2足買える)し高級な部類ですが履き心地はBassに軍配。

どちらも職人が一刺し一刺し縫い上げたハンドクラフトですが普及品の良さかBassは本当に素晴らしいです。

まぁ42ndの方はそこまで履きこんでませんし、先日再び履く機会があり明らかに前回より履き心地が良かったですがね!

それではこのBass社について少し

1930年代リンドバーグがニューヨーク〜パリ間の単独飛行を成功させたのは誰でも聞いた事のある話だと思います。
その時に履いていた靴が当時軍用靴も生産していたBassのブーツだったそうです。

そしてなんとジェームス・ディーンやマイケル・ジャクソンもBassの愛用者だったそうです。

ジェームス・ディーンといえばジーンズに赤のスイングトップですが足元はBassだったのかも(笑

マイケルに至ってはダンスシューズとしてもローファーを愛用していたそうで(メーカーはBassだけでなく数社あったが)もしかするとビリージーンなんかの時も練習なんかでは同じローファーを履いていたのかも?(笑

PVでは白と黒のコンビのシューズですがあれはどう見ても撮影用衣装

このVTRではハッキリとは写りませんが横からの靴のシルエットは紐のプレーントゥの形ではなく足首の部分は浅いスリッポンのように見える。(タッセルローファーのようにも見えるが)



パンツの裾を短くしたり浅めの靴を履いて足首や各部の動きを強調するマイケルの手法

ドレスシューズではないですがなんでもないローファー(怠け者)がエレガントに見えるBassの靴のお話でした。
by ya-bi-tu | 2012-07-05 12:59 |
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不言実行をモットーに掲げる童心の中年日記


by やびつ
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