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SWEET MEMORIES

昨夜、ふと足首が痛いような感覚に捕われた。

ボケッとパソコンを眺めながらその部位を手でスリスリ

例えるならジーンズの裾が足に擦れちょっとジクジクするような痛みだ。

気はパソコンに飛んでいたが「おや?」と指に違和感を感じた。

おわかり頂けるであろうか?(汚らしいのでわざと傷がグロくならないよう撮ってます)

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お見苦しい汚い写真でスンマセン!

最初はジーンズの裾がちょうどその痛い箇所に当たると痛みを感じるので裾が擦れて(いままでそんな経験はないが)痛んでるのかと思ったがが、手の感覚では段差というか傷が深い。

ではどこかに(階段や家具の角)ぶつけたかたかなぁ〜?と数分考えるも記憶に無い。

まぁ普段もいつ怪我したか思い出せない小傷はあるもので別段変わった事では無い訳だが。。。



あ〜!この痛みは前にも経験した事があった!

思い出したド〜!

原因は靴である。

先日スーツを着て革靴を履いたのだ。

私は学生時代からアメリカのBass社のペニーローファーが大好きで愛用していた。

現在も2足まるっきり同じ靴を持っている(一足は底に穴が空いてしまっている)。

とてもシンプルなデザインの靴で特別高級な靴でもなく、アイビーが流行った頃のアメリカの高校生や大学生が履いていた言わば学校指定学生靴のような靴である。

私自身はとても華奢な足をしており写真では毛むくじゃらだが、脱毛すればそこいらの女子には負けない位の美脚である(と勝手にそう思っている。女性に生まれていたらデニムミニなんかが似合うだろう)。

そんな足なので俗に言う日本人の扁平足ではなく欧米人系の幅が狭い足をしているのでアメリカの学制靴が履き心地が良く馴染むのである。

しかし先日の私。40のオッサンが大切な場で学生靴ではいかんと思いここ一番の靴を20代半ば頃に入手した一張羅靴の出番である。

私らの学生時代はファッション誌が花盛りの頃でして中学生でポパイやメンズノンノ、高校時代にはメンズクラブなんかを愛読していた。

その頃、都内で格好良い靴を売っている店(誌面によく登場していた店)がロイドフットウェアと42ndロイヤルハイランドと言う店だった。

ロイドは私の中では憧れで手が出ない。確か青山に店舗を構え店に入る事は愚か行ってみようとも思えない程の敷居の高さ。お値段もとてもじゃないが手が出ない。

ロイヤルハイランドはうちから比較的近い代官山にあり16の頃から店の前を原付で頻繁に通っており、店の規模や雰囲気を把握していた。(値段もロイド比べ割安で品物によっては2万切る商品もいくつかあった)

そして高校生の頃に一度茶色の型押しの蛇皮風のローファーを買った事がある(現在も所有)。

そんな経緯からここぞの一足を当時好きだった女の子と一緒に選びに行ったのだ。

私は一般的な普通のストレートチップなんかを考えていたが、同い年のその女の子(このブログでも何度か登場している)はお洒落で大人だったので保守的な靴には目もくれずちょっとデザインの効いた物を私に勧めるのである。

しかしそういった靴は値段が予算の2〜3万上のクラスの靴ばかりでとてもじゃないが手が出ない。

しかも保守的な私にとても似合うとは思えない靴ばかり。。。(当時の彼女はゴルチェ「読みはゴルチエ、カルチェと書いてカルティエみたいな」とか着ていた)

一緒に連れて行った手前、私だけの意見で選んでは失礼だしお互い歩み寄り私の好みと予算に歩み寄ってもらい中を取って選んだ靴を購入した。

確かにこれは私もデザイン的に気にいり予算はオーバーだったが後の事を我慢すればなんとかなる金額であった。

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素敵じゃないですか?

思いがけずブーツになってしまったが、スーツを着てしまえば裾で隠れて一見ブーツとはわからない。

でも足を組んだ時なんかにブーツとわかる。

伝統の英国紳士が履いてそうなチャッカーブーツと呼べば良いのか?

私は酷くこの靴が気に入ったし一緒に行った女の子も気に入り褒めてくれた。

そして20代半ば頃の私はフォーマルな場ではこの靴を履いて行く事となる。

喜び勇んで一回履いて出掛けた事があった。

筆おろしならぬ靴おろしだ。

慣れない靴で歩き難いが気分は最高!

しかし途中から靴擦れじゃないが踝(くるぶし)上部が痛いのだ。

勘の良い方ならもうお分かりだろう(笑

この手の靴は相当履き込まないとこういった靴づれの類いは起きる物だ。

そして微妙な位置の傷の為に割とジーンズが擦れるだけでもジクジクと痛む。

それが嫌で履く機会も減るし、そもそも一張靴のこの靴の出番は元々少ない。

年に一回履く時もあれば数年間仕舞いっ放しの時もある。

通算で10回履いてないと思う(笑

ですから靴はいつでも初舞台〜♪状態でして毎回新品のような型で履くので履く度に同じ踝上部を怪我する。

決まってなるのでまた当分履かない。

怪我する事なんか忘れてしまい気分良く履く。

を繰り返しているのである。

そしてこの痛みになる度に、懐かしい痛みだわ ずっと前に忘れていた。となるのである。

42ndロイヤルハイランドは店舗を移転したようで私の知ってる場所にはもう無い。

一緒に選んでくれた女の子も私の通っていた男子校の普通科に通っていた同級生と結婚した。

そんなホロ苦い想い出を一生引きずってこの靴と共に棺桶に納まるまでSWEET MEMORIES


そろそろ音楽や写真の違法ダウンロードや貼り付けの保護法が厳しく厳罰化されそうですね。
その話とBassの靴についてはまた別の機会に。
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by ya-bi-tu | 2012-06-21 12:35 |
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不言実行をモットーに掲げる童心の中年日記


by やびつ
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