セメダインC
居間に懐かしい物が置かれていた。
母がどこかを整理していたら出て来たらしいセメダインである!
このセメダインについてはトリビアの泉で過去に取り上げられている。
当時ライバル商品だったイギリス製の「メンダイン」を追い抜くため、
「攻めるメンダイン」で「セメダイン」という名前にしたと書かれている
何へぇ〜だったのかは覚えてないが、私も「へぇ〜」と思った物だった(笑
今から30年以上前、各家庭に有ったと思われる接着剤セメダイン
もうこれさえ有れば全ての物はくっつけられるような万能接着剤のような役割だったと思う。
私と同年代の方は見覚えがあるのではないかと思う。
アロンアルファが出るまではこの黄色のセメダインが大活躍していたのであった。
この黄色のチューブを見ると思い出すのが子供の頃に作ったプラモデル
初めて作ったのは小学校低学年頃だと思う。
子供向けプラモデルにロボダッチなる物があり、子供達はプラモの入門用としてロボダッチを作っていた。
そのメインキャラがこれである。
確かタマゴローみたいな名前のキャラだったと記憶する。
なんとも愛らしい昭和丸出しのキャラでお腹が開いて何か(イマイチ思い出せない)出て来たり子供心をくすぐるキャラであった。
きっと少年誌なんかで漫画が有ったのかもしれないが、私はまだ小さかったのであまり記憶にない。
しかしこのロボダッチが凄く好きで熱中していた。
この仲間にはタイヤの付いたロボが多く、車大好きな子供には充分車を感じさせる面白い商品だった訳だ。
セメダインの話に戻ろう。
本来はプラモ用の専用接着剤なんかがある訳だが、そんな物知らないし、親も知識がない父親だったので家にある接着剤を使う訳だ。
プラモデルは塗装が必用で塗料も色々と揃えないといけないが子供の感覚で5色くらいしか買い与えられない。
勿論ニッパーやヤスリなんて知らないのでバリ(プラモデルはプレス段階で回りに骨のようなムレームについていて、ソレを切って一つのパーツにする)なんかも適当。
本来はパーツに全て番号が振られていて順番に外して組み立てる(その前に塗装する場合も多い)。
私の父は説明書を読まない大まかな人間なので全てのパーツは一度全部バラバラに取ってしまい沢山パーツの中から説明書順にそれと思われるパーツを探し出し付けるという凄く面倒な方式で組上げる訳だ。
安いパーツ点数の少ないプラモはそれでもなんとか形になった。
そして組み上がるとそこから塗装するという悲しいやり方で、はみ出したり綺麗には塗れない訳である。
しかしパーツ点数の多いこのようなモデルは本当に困った!
実際に小学生低学年当時に買って貰ったダンプである。
パーツ点数は多いし色の塗り分けも多い。
馬鹿な親父と、無力な少年がどんなに頑張っても組めない悲しい想い出のプラモである。
プラモ用の接着剤は刷毛が付いており塗りやすいが、チューブから出して塗るからはみ出しまくって硬化。
パーツは沢山余ってしまうし途中で訳がわからなくなる。
勝手な親父は途中で嫌になりさじを投げこの箱の中にはバラバラのダンプの残骸だけが残るというね。。。
面倒臭がりな親父を持った子の悲しい結末であった。
これが模型好きの親父だったら一度説明書に目を通し、大まかに塗装を追え、順番通りにパーツを分離させ組み上げ、バリも丁寧に取り、専用接着剤や塗料で見本に限りなく近い物を完成させた事であろう。
この親父のお陰か、その後の私は細かい人間になってしまった訳だ。
子育て段階で適当な親だと本当に迷惑な話である。
そしていまだにこのダンプは私の中で悔しい想い出で、今一度組上げて完成させたい幻のプラモである。
セメダインが出て来ただけで懐かしのロボダッチを思い出した事は嬉しいが、悲しくもあるセメダインである。
母がどこかを整理していたら出て来たらしいセメダインである!
このセメダインについてはトリビアの泉で過去に取り上げられている。
当時ライバル商品だったイギリス製の「メンダイン」を追い抜くため、
「攻めるメンダイン」で「セメダイン」という名前にしたと書かれている
何へぇ〜だったのかは覚えてないが、私も「へぇ〜」と思った物だった(笑
今から30年以上前、各家庭に有ったと思われる接着剤セメダイン
もうこれさえ有れば全ての物はくっつけられるような万能接着剤のような役割だったと思う。
私と同年代の方は見覚えがあるのではないかと思う。
アロンアルファが出るまではこの黄色のセメダインが大活躍していたのであった。
この黄色のチューブを見ると思い出すのが子供の頃に作ったプラモデル
初めて作ったのは小学校低学年頃だと思う。
子供向けプラモデルにロボダッチなる物があり、子供達はプラモの入門用としてロボダッチを作っていた。
そのメインキャラがこれである。
確かタマゴローみたいな名前のキャラだったと記憶する。
なんとも愛らしい昭和丸出しのキャラでお腹が開いて何か(イマイチ思い出せない)出て来たり子供心をくすぐるキャラであった。
きっと少年誌なんかで漫画が有ったのかもしれないが、私はまだ小さかったのであまり記憶にない。
しかしこのロボダッチが凄く好きで熱中していた。
この仲間にはタイヤの付いたロボが多く、車大好きな子供には充分車を感じさせる面白い商品だった訳だ。
セメダインの話に戻ろう。
本来はプラモ用の専用接着剤なんかがある訳だが、そんな物知らないし、親も知識がない父親だったので家にある接着剤を使う訳だ。
プラモデルは塗装が必用で塗料も色々と揃えないといけないが子供の感覚で5色くらいしか買い与えられない。
勿論ニッパーやヤスリなんて知らないのでバリ(プラモデルはプレス段階で回りに骨のようなムレームについていて、ソレを切って一つのパーツにする)なんかも適当。
本来はパーツに全て番号が振られていて順番に外して組み立てる(その前に塗装する場合も多い)。
私の父は説明書を読まない大まかな人間なので全てのパーツは一度全部バラバラに取ってしまい沢山パーツの中から説明書順にそれと思われるパーツを探し出し付けるという凄く面倒な方式で組上げる訳だ。
安いパーツ点数の少ないプラモはそれでもなんとか形になった。
そして組み上がるとそこから塗装するという悲しいやり方で、はみ出したり綺麗には塗れない訳である。
しかしパーツ点数の多いこのようなモデルは本当に困った!
実際に小学生低学年当時に買って貰ったダンプである。
パーツ点数は多いし色の塗り分けも多い。
馬鹿な親父と、無力な少年がどんなに頑張っても組めない悲しい想い出のプラモである。
プラモ用の接着剤は刷毛が付いており塗りやすいが、チューブから出して塗るからはみ出しまくって硬化。
パーツは沢山余ってしまうし途中で訳がわからなくなる。
勝手な親父は途中で嫌になりさじを投げこの箱の中にはバラバラのダンプの残骸だけが残るというね。。。
面倒臭がりな親父を持った子の悲しい結末であった。
これが模型好きの親父だったら一度説明書に目を通し、大まかに塗装を追え、順番通りにパーツを分離させ組み上げ、バリも丁寧に取り、専用接着剤や塗料で見本に限りなく近い物を完成させた事であろう。
この親父のお陰か、その後の私は細かい人間になってしまった訳だ。
子育て段階で適当な親だと本当に迷惑な話である。
そしていまだにこのダンプは私の中で悔しい想い出で、今一度組上げて完成させたい幻のプラモである。
セメダインが出て来ただけで懐かしのロボダッチを思い出した事は嬉しいが、悲しくもあるセメダインである。
by ya-bi-tu
| 2012-05-31 20:27
| 癒